スポーツをはじめるきっかけ



目次

どのスポーツ選手でも、運動をはじめたきっかけがあります。

そのきっかけは様々で「親に勧められた」「近くにあった」「友達に誘われた」などなど。

産業能率大学スポーツマネジメント研究所の論文で「運動部経験者に尋ねたスポーツを始めたきっかけ」の中で、上記の親や友人の薦め、地域性などの影響ではなく、「好きな選手」や「好きなチーム」「好きな漫画・アニメ」など、“マスメディアを通じた影響”を調査しています。
取り組んだことのあるスポーツについて、それぞれ具体的に「憧れの選手」「好きな漫画・アニメ」「好きなチーム」「きっかけとなった映画・ドラマ」「きっかけとなったゲーム」などを尋ねています。

これまでに習い事・部活動・地域クラブ等で取り組んだことのあるスポーツの「体操競技」と答えた人は500人中18人、全体の3.6%ほどしかいません。

私も福岡県の北九州で体操を始めましたが、友達や近くの中学校で体操をしている子というのは数えられるほど少ない競技人口でした。

最も割合が高いのは「野球」で40.0%、これに「テニス」(32.0%)、「サッカー」(22.2%)、「水泳」(20.2%)、「ソフトボール」(20.2%)となったそうです。

体操競技はあまり全国的には行われません。
器具や指導者を備える事が非常に困難で、中々浸透していかない現状があります。

今、ここ三重県では多くの子供たちが体操競技に携わってくれています。
ただ全国的には「体操競技」はマイナースポーツです。

私自身も体操を始めて間もなく、この漫画と出会いました。

体操選手で知らない人はいないであろう「ガンバFly high」
ガンバflyhigh
原作はロサンゼルスオリンピックの金メダリストである森末慎二さんで、作画は菊田洋之さんです。
1994年から2000年まで約6年間連載された体操漫画で私も体操と出会って間もなくこの漫画と出会いました。

まだお手に取ってみたことがない子供がいれば、見せてあげてください。
体操の面白さや、技のポイントも見つかるかもしれません。

ここに出てくる「藤巻駿」に憧れて私も体操の世界を進んできました。

TVや漫画、キャラクターなど子供にとって大きな影響のあるメディアで、今後も体操を広めてほしいなと思います。
内村航平選手をモチーフにした体操漫画、どなたか書いてほしいと切に願います!!

体操を始める事にどんなきっかけでも動機でも構いません。
「バク転がしたい」「逆上がりが出来るようになりたい」
そう言って後に世界の舞台で活躍していく選手もいます。

何かを始めるきっかけ、何かを続けるきっかけ、何かが出来るようになるきっかけ。
考える事、すること全てにいろんなきっかけがありますね。
そのきっかけが多い分だけ、人は成長していきます。

体操競技を通して、色んなきっかけを与えたいなと思います。


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