今朝、こんなニュースが飛び込んできた。
スポーツ選手に限らず、日本で世界で活躍するアスリート、アーティストにはこういう背景が潜んでいる可能性もあります。
見た目の華やかさとは裏腹に、私たちの知らないところではアスリートは思いのほか色々な悩みを持つものです。
いかなる理由があろうとも覚せい剤に手を出すことは決して許されることではありません。
ただしこういったことが起きているのが現状で、どうしたらこんなことが繰り返されないようにするのかが重要です。
本人の意思だけではどうしようもないことが起こります。
そういったときにいかに周りの「マネジメント」「メンテナンス」「メンタルサポート」が出来ているのかということです。
選手時代であれば、このような環境下に置かれていると思いますが、現役を離れた今ポッカリと空いた心の隙間を埋める手立てを自身で解決できない場合が訪れます。
「普通そうなってもやらないでしょ」
確かにそうなんです。
普通はそういう状況になった時に薬にいきなり手が出ることはありません。
ではまず、子供で考えてみてください。
子どもで言えばどのような行動をとるでしょうか。
簡単ですね、非行に走ってしまいます。
本人も良くない事というのは気付いています。
それでも学校に行かない、夜徘徊する、たばこを吸う、お酒を飲むなど現在の日常とは異なる非日常的な行動を始めようとします。
これがプロスポーツ選手という立場で同じような事が起きてしまえば清原選手のような行動になることも予想がつきます。
子供で言えば保護者の方や学校の先生、スポーツクラブの先生など周りの方々はメンタルサポートを考えていますが、大人になればそのサポートが徐々に減っていきます。
「うちの子に限って」という考えはもはや現代では通用しません。
「うちの子も大丈夫だろうか」という備えを持ちましょう。
このニュースを見て、改めてスポーツの怖さも感じます。
プロ野球選手の身の回りに薬物が混在していると思われても仕方がありません。
しかし現状はそうではありません。
確かに身元を洗えば近い人が出てくるかもしれませんが皆が皆そういった環境下にいるわけではないので誤解した認識はしないようにお願いします。
今一度、身近の選手のマネジメントに注意を払いたいなと思います。
コメントを残す