前人未到の床運動によるH難度「シライ3」
正式な技名は後方伸身2回宙返り3回ひねりという大技
世界で彼ほどの完成度の高い実施はいません。
床の「後方宙返り4回ひねり」「前方宙返り3回ひねり」、跳馬の「伸身ユルチェンコとび3回ひねり」に続き、選手自身の名が付けられるのは四つ目となりました。おめでとうございます!!
彼は覚えていないと思いますが、私が大学生であったころ彼は私の出身大学である早稲田大学へ練習に来たことがありました。当時はまだジュニアで鶴見ジュニア体操クラブでした。
その時から良くトランポリンをやっていましたし彼の空中感覚や技に入る前の準備の裁きは群を抜いて素晴らしいものがありました。
その時に鶴見の白井先生がおっしゃっていましたが、「彼は本当にトランポリンが好きで友達がやっている事をトランポリンで真似をしてすぐできてしまう」と。
ただそれだけで彼があそこまでなるかというとそうではなくて、人が見ていない時にでも人一倍の練習が当たり前のように出来るという所も大きいですね。
本気になれる人と、なれない人の違いでも言いましたが、自然とスゴイ努力が当たり前に出来ることが本当にすごいと思います。
もちろんそうなるため、その技を支える為のトレーニングは担当コーチが徹底して行っているでしょうし、何より技を合理的に行う事は怪我の予防にもつながります。見ていて本当に体操が好きなんだなと感じさせてくれました。
「好きこそものの上手なれ」という言葉が白井選手にはよく似合います。
2年ほど前になるのでしょうか、ここ三重県に来訪してくれ選手の子達に励ましの言葉もいただきましたね。
その節は関係者の皆様ありがとうございました。
内村選手や白井選手がもちろん故障がない訳ではないですが、故障が少ないのもそういう理由があります。
リオ五輪もカウントダウンに入っています。
大きな故障もなくアテネ五輪の感動越えの内村選手率いる日本チームを見たいですね!!
怪我に気を付け残りの調整頑張ってください!
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