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変わる部活動
教員の働き方改革の1つに部活動の顧問問題がよく挙がっています。
当然ながら
「自分が見たい部活動ではない」
「そもそも部活動をみたくない」
「部活動の活動時間を大幅に超過している」
種々の問題があるでしょう。
でもほとんどが大人の事情が大半です。
子供はどうなんでしょう。
「もっと練習したい」
「もっと発表会に参加したい」
子供が好きに選べる世の中から段々と遠ざかっているように感じます。
体操に限らず、どのスポーツや文化活動でも専門性や特異性というものが存在し一括りに「部活動」とは出来ないのが現状です。
全国的には足並みを揃えましょうと部活動ガイドラインも策定されています。
昨今は問題を訴えた人に合わしていく傾向があります。それも何が善で何が悪か分からない事象に起きがちです。
木で例えるなら問題の根源(根っこ)は関係なく対処せず問題の枝の部分をみて伐採して枝が伸びないような措置をとるだけ。
枝が伸びて隣人にクレームを言われないよう、その場限りの対処をしているだけであって、いずれ他の枝が伸びて隣人に迷惑をかける日が来るであろうに。
学校の現場では行き過ぎた指導が部活動を変え、行き過ぎた職務が教員を変え、行き過ぎた保護者や生徒のクレームが学校現場を変えています。
私自身は学校現場で勤務した経験はないですが、話を聞く限り学校側も保護者側も大変だなと実感しています。
学校の先生方は現場に全力で取り組んでいるし、まわりの保護者もより良くしたいだけ。
なのに問題は起きるばかり。
学校は今までの経営のように学校だけで行うことが難しくなっているように感じます。
地域企業や民間クラブや自治体、市や県、そして国と連携していかなくては運営できなくなってきたのかもしれません。
大人が決める事の全ては子供達が影響を受けています。
子供が「学校の先生になりたい!」
そう夢見る時代は二度と来ないのでしょうか。
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