体操競技におけるメンタルプラクティスの実践








メンタルプラクティスとは

文献によると、運動の上達を図るために,その運動をイメージとして再生させるトレーニング方法のことだそうです。
心的リハーサルもしくは象徴的リハーサルとも呼ばれるスポーツ分野でよく用いられる「イメージトレーニング」は、既に獲得されている技能を競技場面で十分に発揮するための心的リハーサルで、メンタルプラクティスは技能そのものの改善を目的とした手法として区別されています。

トップ選手の多くは「イメージトレーニング」を有効に使い、さらに細分化した「メンタルプラクティス」を鮮明に行うことができます。これは「フィジカルトレーニング」を行う上で、無意識的に行なっている選手がいるのも事実です。その選手は複雑な動きに対しても正確に自分自身を客観視して行うことができます。ただしできなくても問題ありません。「フィジカルトレーニング」同様に意識的にトレーニングを積むことでできるようになるものとも言われています。この「メンタルプラクティス」は数値化、他者への視覚化をすることが容易にできず無論結果として効果があるかどうかを立証するのが難しいものです。ただし無意識的動作を意識的動作にすることでそれはスキルとして身につくことは確かです。

体操競技とメンタルプラクティス

体操競技の練習の最中には実際に練習を行う「フィジカルトレーニング」と頭の中でイメージする「メンタルトレーニング」はよく現場で行われています。
具体的には、筋力トレーニング(補強)、単発での練習、分習、全習(続行)などは「フィジカルトレーニング」に位置付けられます。

一方「メンタルトレーニング」とは身体的な運動や動作を行わずして自己のパフォーマンス向上や緊張緩和な どのメンタルマネジメントなど広範囲な内容を示します。したがって「イメージトレーニング」とは、自分が行動している様を想像し、集中力を高めたり気分を高め、色んなパターンを想像する事によって事故や失敗を防ぐ効果のあるものです。
イメージ範囲は運動には限らず、技術向上と精神面を鍛える目的として当てられる広範囲なものです。

詳しく解説すると「イメージトレーニング」とは、自分の行動(行なった練習)を想像し、その結果どうなったか、どのような感情になったかまで細かく想像して集中力や気分を高めるトレーニング法です。
この部分をうまく指導者は聞き出し、引き出し、より具体的なイメージとしてアウトプットしてあげることが大切です。良いイメージを高める事によって、自信がつき、良い結果にも繋がる可能性が上がります。
ただし、「イメージトレーニング」は練習段階において自分の能力や技能以上の想像はあまり意味を成さず、あくまで本番でいつも通りの実力を出せる様にするためのものであるとされています。
スポーツだけではなく、ビジネスの世界でもこの手法は注目されており、プレゼンや商談の前にトレーニングをしておくと、本番も緊張しにくく力を発揮しやすい効果が期待できます。

「メンタルプラクティス」とは、運動している様を想像して技術面の向上を図る物でイメージトレーニングとは違い、さらに改善したい技能を想像し、技能の向上を図ります。
運動技術の向上を図るための物なので、イメージトレーニングの様にビジネスのトレーニングには当てはまりません。イメージすることは、ピーク・パフォーマンスを得るための最も力強い手段となり視覚化することによって、心と体を一つの単位の中に組み込むことができます。競技状況を視覚化する時、リラクゼーションが常に含まれており競技の前に心と体を準備することは、特別な強みとなります。

メンタルプラクティスの第1段階

1.静かな場所と時間を選び、そして快適な状態になりましょう。目を瞑る、腰掛ける、横になるetc

2.※センタリング(解放)を行います。
※家で好きな曲を聞いている状態やのんびりしているときのようなリラックス状態の時の解放感のようなもの

3.実際にあなたがそこにいて、リラックスすることができるような状況をイメージします。
それは、あなたが一番落ち着くことができる光景や、あなたが好きな場所の光景などを思い出してみましょう。

4.その光景をさらに発展させます。あなた自身がその場にいるように感じ、そして、実際に体験しているように感じるために、あらゆる感覚を用いて体感してください。この時、無理にその光景を描こうとしてはいけません。イメージが現れるままに、残りの光景に役立つように、それらの細かい描写をイメージしましょう。

5.このリラクセーション光景を体験しながら、さらに、リラクセーションを深めます。その感覚により、あなたは、その光景の中にいて、実際にその場にいるように感じられると思います。この光景をおよそ30秒〜1分間続けましょう。

6.ここでその光景のイメージを止めてください。

7.再びセンタリングを行います。

8.もう一度、リラックスしている光景をイメージします。そして、その光景を維持します。再びおよそ30秒〜1分間、その光景に自分がいるようにイメージします。

第一段階を何度か繰り返すことで、より早くより鮮明にリラックス状態に入れるようになったことでしょう。
もし、まだいまいち入りきれていないのであれば第一段階のメンタルプラクティスを繰り返さなければいけません。でなければ次のステップに進んでも、運動が入るイメージなんて到底行うことができません。
まずは第一段階を30秒以内に行なってみましょう。

メンタルプラクティスの第2段階

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